噂のイブ爺さん・・イスラエルにて70年ぶりの大雪!!

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「はい、これあげるから」

差し出された一対の靴下。

「サンキュー アーネスト」

Cathyはいま、イスラエルのエルサレムにいます。
よく、長距離のフライトに乗ると機内キットでついてくる、あのざっくりとした靴下。70年ぶりの大雪でお外で転びまくり&靴の中ぐしょぐしょになって半泣きで帰ってきたCathyに、宿のボランティアスタッフ、アーネストさんが同情してくれ靴下をくれたのです・・

それにしても物価の高いイスラエルでは、聖地エルサレムで安宿を見つけるのはとても大変。なので最近のバックパッカーの中で有名な、かの”イブラヒム・ピース・ゲストハウス”に行ってみることにしました。
ここはパスポートをもたずに世界で平和を演説してまわっているという、おじいさんのお家でドネーション(寄付金)でまかわなれています。

寄付といっても、大体の金額をイブじいさんが指定してくるので、大体1泊50シュケル~120シュケル(1500円~3600円)をみんな払っているようです。(指定制の寄付金って??って感じですけどね)

寝る場所は相部屋か個室。2階のベランダを出たうえにさらに3階を増設しているのですがそこへ行くまでには外に出ることになり、さらに増設部分の3階は極寒!!!足を伸ばして寝ることができません・・(オールナイトダンゴ虫状態)シャワーはソーラーパワーを使っているので天気の悪い曇り続きのときには寒すぎてシャワーを浴びることができず、まるで修行僧のような生活です。

ただここの宿は、キッチンが充実しており食材もおいてあるものを自由に使っていいのでシェア飯好きの日本人には好評なようです。そして名物、イブラヒムじいさんの”ごはん!!イート!!!”彼自身も直接手料理を振舞うことは珍しくありません。
ここに集まる旅行者は口コミだったりでこの宿を見つけ、やってきます。

3日ほどもいると、イブじいさんの演説が聞けます。Cathyは大雪に閉じ込められて7日くらい滞在しましたが、ある晩、チェコから来た学生さんたち10数名と夜の食卓を囲んでいるとその演説が始まりました。

以下は演説の抜粋。
”みなさん、さまざまな国からここエルサレムのイブラヒムピースゲストハウスまで来てくれて有難う。ここにやってくるすべての人々を私は自分の子供のように歓迎します。
実はここ数ヶ月で私は何度かこの20年ちかくやってきたゲストハウスを閉めようかと考えていました。
この建物は先祖代々から受け継いだものですが、自分のいま置かれている状況には逆らえないのです。
例えば自分の娘は数年前、新築の家の建設を政府に見咎められ多額の罰金を課せられました。約三千万円という大金です。その時期、世界中の私の友達は義援金として世界から援助の手を差し伸べてくれなんとかその3分の1の金額を集めることに成功しました。
しかしまだ支払い金は残っており、政府は支払い金が滞ると私を牢屋に入れようと準備しています。実際私は何度か牢屋で過ごしたこともあります。
その罰金を払うためには既にリタイヤした私からは望めず、娘の働き先からの収入、すこしばかりのこの宿の寄付金などに頼っているのが現状です。
ですがこのゲストハウスにしても運営費もかかります。それは物価の高騰するイスラエルでは深刻な問題です。私はなんどもこの宿を閉まってしまおうかと考えました。けれども世界中から私の話を聞き知ってやってくる旅行者、この日本人達のような(そういってイブじいさんは私達数人の日本人を指差しました)驚くべき長期旅行者達の話を聞くと、彼らがこの家の玄関まで来て落胆して帰ってゆく後ろ姿を見たくはないと思い直すのです。”

そうして、その日の演説はできればこの宿を存続させるための募金額として70シュケル~120シュケル(約2100円~3600円)を募金箱に入れて欲しいと締めくくられました。

正直、Cathyにとってはなんだか居心地の悪いお話だったなあというのが感想です。爺さんの娘さんはパレスチナ人だから、ここイスラエルでは建物を建てるときには政府の許可がいります。
そりゃあ、無許可で建てちゃったらあとから本来収めるはずだった税金と罰金、まとめて請求されてもおかしくないのかもしれません・・(パレスチナ人だけに限ってそんな制約を設ける国自体ももちろん考え物ですけど)
それからその居心地の悪さは爺さんの同情をさそうような語り口からきたものかもしれません。

「私達夫婦はもう老い先も短い、苦労させた嫁を海外旅行にも連れて行ってやりたい。どうかこんな私達を助けてもらえないだろうか」

彼の演説には一種、独特なものがありCathyにとって後味が悪かったことは否めません。
雪のしんしんと降るイスラエルの夜は、ゆっくりと更けてゆきます。

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